東日本大震災は発生から3年を迎えました。この大震災によりお亡くなりになられました方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。また、今も続く復興の最前線で、日々ご尽力されている皆さまに、心からの敬意を表したいと思います。
昨日は、国をはじめ各被災地において追悼行事が行われ、被災地のみならず世界中で、たくさんの人がお祈りをしました。
震災直後に約47万人いた避難者数は、2012年に約34万4000人となり、2013年12月では約27万人まで減少しました。時の経過とともに、普段の日常を取り戻すことが出来ている人もいる反面、まだまだ困難な状況の中、 必死に頑張ってる人がたくさんいます。
私はこの震災から、東北の人たちが復興へ向けてへ何か自分に出来ることがないだろうかと思っていた頃、「浜のミサンガ」というものをインターネット通信販売で見つけました。
岩手県大船渡市の越喜来をはじめとする三陸地方(岩手県、宮城県)で製作され、東日本大震災以来の三陸の雇用創出を目的とする「三陸に仕事を! プロジェクト」の企画で、震災により仕事を失った女性たちの手で三陸の漁網が材料のミサンガです。
それ以来、毎年この時期に購入していて、今年もこの時期に購入しようと思っていましたが、NHKで放送された連続ドラマの「あまちゃん」の影響により売り切れとなり、現在はこのプロジェクトの女性たちは元の仕事や新たなる仕事に就いたようで、生産も休止していました(ノω・、) ・・・ですので、また何か震災を忘れないようなモノを検索中です。
この日があるからではなく、色々な震災の記憶を風化させないように、自分の中で感じた事を忘れずに、これからも自分に出来る支援をしていきたいと思います。そして、災害に襲われた時、家族、大切な人や会社を守れるように、どのような避難行動をとれるかを考え、明日への防災に出来たらと思います。
あと、廃棄物の取扱いに携わる者として震災後に映像や写真で目にしていた大量のがれきが気になっていました。県内でも他市で受け入れをしていたので調べてみました。
津波被害によるがれきなどの災害廃棄物の処理は環境省の推計(1月末現在)によると、震災による岩手県、宮城県、福島県(避難区域を除く)の東北3県で発生したがれきは1694万トン、津波堆積物は1083万トン。復興庁によると、被災地に仮設焼却炉を設置し、受入れに協力した1都1府16県で広域処理した結果、福島県を除き、岩手県、宮城県は今月に全ての処理が終わる見通しのようです。
現在は5基の仮設焼却炉と11カ所の破砕・選別施設で処理中で、すでに29基の仮設焼却炉と13カ所の破砕・選別施設が処理の役目が終わりました。施設は解体され、処理された廃材は復興資材としての道路整備等の再生利用されるそうです。
3年が過ぎた今も被災者の生活再建、公共インフラの復旧、農水産業の回復、原発等まだまだ社会には大きな課題も残されています。
一日も早いご復興を心よりお祈り申し上げます。
Reporter:czr