先日、ニュースで静岡県側の富士山の閉山日で夏山シーズンが終了しました。
そして、その内容には今月初旬に「汚物が捨てられている」と通報があり、静岡県が登山道を調査したところ、須走ルートの5合目から6合目にかけて、登山者が捨てたとみられる汚物が17か所に散乱していたことも聞きました。
富士山は平成15年に世界自然遺産を目指したが、汚物の放置がユネスコから問題視されて国が推薦を見送る理由の一つになり、静岡県などが微生物で処理するトイレの設置を進めたそうです。
去年、世界文化遺産になってからは環境や景観の保全が一層厳しく求められるようになり、携帯トイレを配布したり環境を汚さないよう呼びかけたりするなかで、問題が明らかになりました。
弊社でも御殿場口の五合目にあるトイレを夏山シーズン前の4月から閉山後11月まで毎週2~3回、トイレ清掃をしています。
そうした業務をしている中でその様な状況であったとは非常に残念です。
日本の象徴とも言える富士山ですが、環境や景観の保全が求められている世界文化遺産として、もっと大切にして貰いたいですね・・・
Reporter:sugar