環境マネジメントシステム規格「ISO14001のDIS版(Draft International Standard)」が2014年6月27日に発行されたとの事で、ISO14001 DIS版に基づく規格改正説明会が10月1日 東京 日本橋の鉄鋼会館で開催され出席しました。
説明内容は
(1)規格改正の概要とスケジュール
(2)規格改正による主要な変更
(3)ISO/DIS14001要求事項の逐条解説
(4)ISO14001改正対応について、管理責任者及び事務局への依頼
(5) 質疑・応答
今回の改正は「意図した成果」を得るためのEMSの仕組みを求めることが大きな変更点で、現状の運用をさらにバージョンupする内容でした。その「意図した成果」を達成するために計画し実施し、環境側面の評価や運用管理が強化され、監視・測定をしてその結果を分析・評価して改善します。
大幅なマニュアルの変更があり、追加事項もたくさんありました。一度では理解しがたい事もありますが少しずつ準備に入りたいと思ます。
2015年6月~7月に正式な規格が発行される見通しで、仮に2015年7月に発行されるとすると2018年の6月までに移行審査を受ける予定となります。
ISOマネジメントシステムの運用で大切なことは「有効性」と「継続的改善」だそうです。現状に満足せず、環境の変化に対応して更なる高みを目指すことが期待されているそうです。
Reporter:crz