私は三重県の出身です。
三重県にもいろいろな方言がありまして、自転車のことを「けった」と言ったり、仲間外れを「はばち」と言ったりします。
1番困るのは疲れた時に「えらい」と言ってしまうことなのです。
「めっちゃえらい~」と言っても通常は「偉い」と変換されるらしく、「誰が?」と聞かれたりします。慌てて、「しんどいだった」と言い直しますが、心の中では『通じんかったか…』と余計にえらい思いをしてしまうこともあります。
(因みに、静岡県民の「えらい」=たくさん、すごいとかの意味があるそうです。)
大体の言葉は『これは方言』とわかって使ってしまうのですが、何十年も標準語だと思っていたものがありました。
それは「机をつる」と「ゴミをほる」です。
小学校の時から掃除の時間は「机つってー」のかけ声でスタートし、「ゴミほってきてー」で終了する流れでした。
しかも当番表に『机つり』『ゴミほり』という名称まであった為、これは全国共通語だ!と思いこんでいたのです。
とはいえ、ずっと使ってきた言葉なのでもしうっかり口にしてしまったら、暖かい目で『なんか言ってる…』と見守って下さいね。
reporter:新人ハンター