こんな時どうする?浄化槽Q&A
浄化槽のよくあるお問合せをまとめました。お知りになりたい項目をクリックして下さい。
Q: 浄化槽の臭いが気になります。何が原因ですか?
A: 浄化槽の清掃不足、配管設備の不良、ブロワー(送風機)が機能していない等、さまざまな可能性が考えられます。浄化槽管理士が伺いますので、お手数ですが当社までお電話をお願い致します。
Q: トイレの水の流れが悪いのですが、どうしたらよいですか?
A: 原因として便器内に異物が混入し、水路を塞いでしまっている可能性があります。又、トイレからの浄化槽の間にある桝で汚水が溜まったり、配管内で異物が水路を塞いでいるかもしれません。
作業も対応いたしますので、お手数ですが当社までお電話をお願い致します。
Q: 浄化槽からの音が気になります。
A: 浄化槽に必要なモーター類の故障、部品の劣化などさまざまな原因が考えられます。モーター類の異音が出ましたら、コンセントを抜いて下さい。浄化槽管理士が伺いますのでお手数ですが当社までお電話をお願い致します。
Q: 動物の糞もトイレにながしていいの?
A: ペットの糞は人間のし尿と性状が異なりますので、浄化槽には流さないで下さい。
Q: ブロアの停止
A: 浄化槽管理士が伺いますのでお手数ですが当社までお電話をお願い致します。
Q: 冠水
A: 浄化槽管理士が伺いますのでお手数ですが当社までお電話をお願い致します。
Q: 浄化槽の点検や清掃はどうしてやらなければいけないの?
A: 浄化槽には「浄化槽法」という法律の第10条 1浄化槽管理者は、環境省令で定めるとこりにより、年一回(環境省令で定める場合にあっては、環境省令で定める回数)、浄化槽の保守点検及び浄化槽の清掃をしなければならない。と規定されています。
浄化槽の点検は維持管理を目的としています。浄化槽の本体・内外部の部品などが壊れていないかの確認や、放流される水質が基準を満たしているかなどの確認作業や薬品を補充しています。
又、一定の流入を超えると浄化槽の処理能力の低下になり臭気や汚水が流出されてしまいます。環境に、悪影響を及ぼさないためにも浄化槽の清掃が必要になります。
Q: 浄化槽管理しているのにどうして法定検査を受ける必要があるの?
A: この検査には「7条検査」と「11条検査」があります。浄化槽の設備や維持管理が適性に実施されているか検査するもので、お客様が適性に管理しているかをチェックすることを目的となります。
*7条検査とは、[浄化槽法第7条]新たに設置され、又はその構造若しくは規模の変更をされた浄化槽については、その使用開始後3ヶ月を経過した日から5月間に、環境省令で定めるところにより、当該浄化槽の所有者、占有者その他の者で該当浄化槽の管理でついては権限を有するもの(以下「浄化槽管理者」という。」は、環境大臣又は都道府県知事が第57条第1項の規定により指定するもの(以下「指定検査期間」という。)の行う水質に関する検査を受けなければならない。
*11条検査とは、[浄化槽法第11条]浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年一回(環境省令で定める浄化槽については、環境省令で定める回数)、指定検査機関の行う水質に関する検査を受けなければならない。
*詳しくは指定検査機関(財)静岡県生活科学検査センターへお問合せ下さい。
Q: マンホールから泡が出てきた!
A: 主に使用する洗剤が原因です。使用量としては適正量として下さい。又、泡が気になる時は浄化槽管理士が伺いますので当社までお電話をお願い致します。
Q: 洗剤が多いと駄目なの?
A: 市販されているものには、おおよそ塩素系、酸性、中性のタイプがあり、洗剤を大量に流入させると浄化槽内の微生物の働きを弱めたり機能の低下を引き起こすことがあります。適正量で使用して下さい。
Q: 流せるシートは使っていいの?
A: トイレ掃除を使用する際には特に問題はございませんが、トイレには流さないで下さい。シート自体がトイレットペーパーのように溶けないため、浄化槽の中に溜まり、槽内で詰まる原因にもなります。使用後は通常のゴミとして処分して下さい。
Q: 使用済みの食用油は流しても大丈夫ですか?
A: 小型合併処理浄化槽では廃油は処理できないため、流さないで下さい。例えばお皿を洗う前にキッチンペーパーなどで一拭きするだけでも浄化槽への軽減がされます。廃油を流すと浄化槽だけでなく、台所のパイプ等が油で詰まる原因にもなります。