6月11日は暦の上では『入梅』です。先週、東海地方も梅雨入りしましたね。
湿気が多い御殿場でも、一年で一番ジメジメジメジメする季節です。梅雨は基本的に1ヵ月から1ヵ月半程度で、梅雨が明けて本格的な夏が到来することを出梅(しゅつばい)と言うそうです。
日本では夏になると特に水の使用量が増えるので、“水不足”という報道があっても、プール等も営業しているし、蛇口をひねれば水は出てくるので、あまり深刻には取り上げられていません。「ちょっと普段より水の使用量を減らさなければ、、、」と思う程度なのですが、世界的レベルでは環境問題としてとても深刻です。危機感が薄い日本でも、ちょっとした節水活動を心がけたいですね(*´・ω-)b !
そんな梅雨に因んで今日は【傘の日】です。(この季節の必需品、傘の販売促進を願い傘メーカーの団体、日本洋傘振興協議会が1989年に制定したそうです。)
傘は本来、雨を避けるためにつくられたのではなく、もともとは影をつくるための道具でした。英語で傘を表してる「アンブレラ」という言葉も、語源はラテン語の「umbra」で「影」という意味です。傘は女性の日よけや、アクセサリーだったため、男性で雨よけの道具として使った人は、変人扱いされました。
何気なく持っている傘ですが、「折り畳み傘・ジャンプ傘・ビニール傘」の この3つは日本人が発明しているそうです。年間の傘出荷量はおよそ1億2千万本。その内の6~7割がビニール傘ですが、JRの東京圏のみでも忘れ物は年間38万本!!一度雨が降ると、遺失物センターに3000本ほど運ばれて、感覚的には使い捨てなのでしょうか??雨が降るたびに傘を買うのは本当に環境にも優しくないし財布にも優しくないので、お気に入りの傘を持ち、傘指数で日々チェックしながら出掛けるの良いかもしれません。
あと、傘を差さずに雨に濡れるのが好きな人もいるかもしれませんが、雨に濡れただけでは体の表面温度はあまり下がりません。ですが風に吹かれると急激に下がります。衣服の水分が風で蒸発する際に大量の熱を奪うため、体は急激に冷えてしまうのです。雨によって体温が奪われたところに、急激な気温の変化に体が順応出来ずに、体調不良にもなりますので気をつけてください。
梅雨時期は憂鬱かもしれませんが、色々な楽しみを見つけて過ごしたいですね。
Reporter :czr